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健診・人間ドックの看護師求人|常勤の探し方と巡回健診の勤務条件

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健診の看護師求人は、日勤で働きたい人の候補です。2024年度のナースセンター登録求人では、健診センター・労働衛生機関の日勤のみは97.9%、常勤は23.1%。

採血・問診などの担当業務、施設内と巡回健診の違い、早朝勤務、提示月額から、常勤で応募する条件を決められます。

健診のブースで、マスク姿の女性看護師が受診者と受付票を確認している
画像はイメージです

夜勤から離れて、決まった流れで働きたいなら、健診センター・人間ドックは候補になります。中央ナースセンターの2024年度登録データでは、「健診センター・労働衛生機関」の求人は日勤のみ97.9%、日勤+オンコール0.0%でした。この集計では、夜勤やオンコールを伴わない求人が中心です。

一方、同じ年度・施設区分では、求人より希望者が多く、常勤の求人は少ない状況です。いずれもナースセンター登録分の数字です。

  • 求人倍率:0.25倍(求人数2,899人、その職場を希望する求職者11,648人)
  • 常勤の求人:23.1%

常勤を希望するなら、募集を絞って探す必要があります。

応募先を絞る時は、常勤かどうかに加え、施設内だけの勤務か、巡回健診も担当するかを確認します。日勤のみでも、早朝勤務や宿泊を伴う募集例があります。始業・集合時刻まで分かると、自宅を出られる時刻と照らし合わせて選べます。

採血だけでなく、問診や検査介助の担当も確認する

病棟で受け持ち患者の経過を追ってきた人は、まず「健診のどの業務を担当するか」を確認すると、転職後の仕事を想像しやすくなります。採血を続けたいのか、問診や検査介助も担当したいのかで、応募先に確認する内容が変わります。

厚生労働省「職場のあんぜんサイト」によると、定期健康診断には、既往歴・業務歴の確認、身長・体重・腹囲などの計測、血圧測定、血液検査、尿検査、心電図検査などがあります。ただし、健診で実施する検査のすべてを看護師が担当するとは限りません。

実際の担当業務の例として、沖縄県健康づくり財団の巡回健診の看護師募集には、血圧測定、問診、診察介助、心電図検査、採血、ワクチン接種が記載されています。

採血の仕事を探す場合も、「採血専任か」「ほかの検査と交代で担当するか」を確認します。人間ドックを希望するなら、内視鏡介助の担当と研修の有無も確認すると、今の経験を使える範囲が分かります。

常勤で探すなら、求人倍率と雇用形態を分けて見る

健診センターとクリニックの求人倍率

日本看護協会・中央ナースセンター 2024年度登録データ 表3-4-1

健診センター・労働衛生機関

0.25倍

クリニック(入院なし)

1.03倍

同じ目盛りで比較できます。

2024年度にナースセンターに登録された求人数と求職者数から出した倍率(雇用形態を限定しない。常勤だけの倍率や採用率ではない)

常勤で働きたい人は、求人倍率に加えて、各募集の雇用形態と契約期間を確認します。

出典:本文末尾の資料

中央ナースセンターの2024年度登録データでは、健診センター・労働衛生機関の求人倍率は0.25倍、入院のないクリニックは1.03倍です。健診センター・労働衛生機関は、希望者に対する募集人数が少ない状況でした。

日本看護協会・中央ナースセンター「2024年度 ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書」第3章・表3-4-1の数字です(2026年11月6日確認)。

表は左右にスクロールできます。

施設種類求人数(人)求職者数(人)求人倍率(倍)
健診センター・労働衛生機関2,89911,6480.25
クリニック(入院なし)14,85914,3721.03

確認日:2026年11月6日(日本看護協会・中央ナースセンター 2024年度登録データ 第3章 表3-4-1より)

これは雇用形態を限定しない集計です。常勤だけの求人倍率や、応募した人の採用率を表す数字ではありません。

同報告書の表2-5-1では、健診センター・労働衛生機関の常勤の求人は669人で、全体2,899人の23.1%でした。「日勤のみ」で探した後に、雇用形態も確認する必要があります。

正職員を希望するなら、「常勤」「フルタイム」の表示だけで判断せず、正職員としての採用か、雇用期間の定めがあるかまで確認します。ハローワークの説明でも、フルタイムには正社員以外の雇用形態が含まれます。

健診を第一候補にするほかに、クリニックの看護師求人の記事で、外来の仕事も比べる方法があります。

施設内か巡回かで、出勤前の予定が変わる

施設内で働きたい人は、勤務地が固定されているか、巡回健診との兼務があるかを確認します。巡回健診を選ぶ人は、健診開始時刻だけでなく、事業所への集合時刻と帰着時刻まで確認すると、通勤を含めた予定を考えられます。

たとえば、ヘルスサポートセンター鹿児島の看護師の正職員募集では、県内の企業や会場を訪問します。

就業時間は8:00~17:00ですが、6:00からの早朝勤務が週の半分以上あり、就業時間で調整するとの記載があります。宿泊勤務は離島で3〜10泊が年2回あり、休日出勤は振休・代休で調整します。必要な資格は看護師免許と普通自動車運転免許です。

この募集例のように、通常の勤務時間と、巡回時の勤務条件が別に書かれている場合があります。求人票では、次の内容を合わせて確認します。

  • 施設内勤務と巡回健診の割合
  • 最も早い集合時刻と、その勤務になる頻度
  • 移動・会場準備・片付けを含む勤務時間
  • 宿泊や休日出勤の有無と代休の取り方
  • 繁忙期の月、残業の実績、勤務予定が分かる時期

土日休みを譲れない人は、土日休みの看護師の仕事の記事で、休む曜日から候補を考えられます。日勤のみと土日休みは、別の条件として確認します。

早朝勤務が難しいなら、「施設内勤務を希望」「始業は[時刻]以降」と伝えます。常勤の健診求人を探したい方は、転職サービスに登録すると、この条件に合う募集の有無を相談できます。

健診の常勤で、通える勤務先を選びたい

朝のナースステーションで、申し送りを聞きながら立ってメモを取る看護師
画像はイメージです

健診に移りたいけれど迷う今

  • 常勤で応募できる求人が分からない
  • 巡回の日に何時に出るのか分からない
健診の検査区画で受診者の腕に血圧計のカフを巻く看護師
画像はイメージです

募集と勤務時間を確認できれば

  • 希望地域の常勤募集の有無が分かる
  • 巡回の頻度と集合時刻を確認できる
  • 通勤を含めて応募できるか判断できる

知っておきたいこと

  • 常勤は23.1%(2024年度登録分)
  • 巡回では早朝や宿泊の勤務もある

自分の場合は?

  • 常勤の健診求人はありますか?
  • 巡回健診の集合・始業は何時ですか?

利用は無料です。紹介される求人や聞ける内容は求人・サービスで異なり、すべてに回答があるとは限りません。

給料は提示月額と、今の給与明細を照らし合わせる

中央ナースセンターの2024年度登録データでは、健診センター・労働衛生機関の常勤求人が提示した給与月額は、下限額の平均231,606円、上限額の平均303,100円でした。

同報告書第2章・表2-8-1と表2-8-2の数字です。常勤で、賃金を月額で提示した求人が対象です(2026年11月6日確認)。

表は左右にスクロールできます。

提示給与月額(総支給額)平均値
下限額231,606円
上限額303,100円

確認日:2026年11月6日(日本看護協会・中央ナースセンター 2024年度登録データ 第2章 求人 表2-8-1・表2-8-2より)

両方とも、表の全体535人のうち「不明」194人を除いた平均です。「不明」には未回答のほか、報告書の集計基準から外れる給与額も含まれます。実際に働く看護師の平均給与や、入職時にもらえる金額ではありません。

総支給額は、額面(税金や社会保険料を引く前の額)です。手取りと比べる時は、控除後の金額を分けて考えます。

夜勤をやめる場合は、今の給与明細から夜勤に伴う手当を確認します。そのうえで、応募先の基本給、毎月支給される手当、残業代、賞与の条件を確認すると、毎月使えるお金の変化を考えやすくなります。家賃や固定費を払えるかは、提示額の上限ではなく、自分に提示される月給で確認します。

手取りの変化が気になる人は、夜勤なしの給料・手取りの記事で、給与明細から比べる方法を確認できます。

決まった業務を続けたいか、経験を広げたいかで考える

健診の仕事が合うかは、採血の得意・不得意だけでは決まりません。決まった業務を繰り返す働き方と、自分が続けたい看護が合うかも考えます。

病棟で続けたい仕事と、負担を減らしたい仕事を分けて書き出すと、健診に求めるものが明確になります。

急性期でさまざまな処置を経験してきた人は、採血以外に担当できる業務を確認します。療養病棟などで同じ患者に継続して関わってきた人は、受診者への説明や相談にどの程度関われるかを確認すると、希望と比べられます。

2年目やブランクがある人は、経験年数だけで判断せず、最近の採血経験と、指導を受けたい手技を伝えます。求人の応募条件に加え、採血を独り立ちするまでの指導者、難しい採血を交代できる体制、体調不良者が出た時の連絡先を確認します。

見学できる場合は、受診者が集中する時間帯の動きや、採血を交代する場面、休憩の取り方を確認します。採血件数は、施設全体の受診者数に加え、看護師1人が担当する目安を質問すると、仕事量を具体的に考えられます。

常勤・巡回・始業時刻を伝えて求人を確認する

まだ健診に決めきれない人は、夜勤・オンコール・休み・常勤の条件で職場を絞れる比較ページで、譲れない条件に合う職場を残せます。

健診の常勤求人を探す時は、事業所の採用ページを確認するほかに、転職サービスで募集状況と勤務条件を確認する方法もあります。

  • レバウェル看護:検診センターの求人を扱い、希望条件に合う求人探しや、医療機関への条件確認・交渉を相談できます。
  • ナースではたらこ:健診センター・巡回健診の求人を扱っており、キャリア・アドバイザーに求人探しや、医療機関に直接質問しづらい条件の確認を相談できます。

求人の条件は変わるため、応募の前に、求人票と事業所の募集要項で今の条件を確認します。

通える地域で健診の常勤求人を探したい方は、看護師の転職サービスに登録すると、巡回の有無や早朝勤務を含めて求人の条件を聞けます。

常勤・巡回・始業時刻を伝えて求人を聞く

希望地域と、対応できる巡回の範囲・始業時刻を伝えると、常勤の健診求人の募集状況と勤務条件を相談できます。

利用は無料です。紹介される求人や聞ける内容は求人・サービスで異なり、すべてに回答があるとは限りません。

登録後の相談では、「[地域]で常勤を希望しています。巡回健診は[対応可・施設内勤務を希望]、始業は[時刻]以降です。この条件で応募できる健診の求人はありますか」と伝えます。

参考にした資料(確認日:2026年11月6日)